お騒がせ麻生さん

総理の頃からお騒がせ発言の多かった麻生さん。

またやりましたねぇ。

 麻生太郎副総理・財務相は21日に開かれた社会保障国民会議で、終末期医療にふれる中で「さっさと死ねるようにしてもらうとか、いろんなことを考えないといけない」などと発言、終了後に撤回した。

 麻生氏は終末期医療や延命治療に言及した際、終末期の患者を「チューブの人間」と表現し、「私は遺書を書いて『そういうことはしてもらう必要はない。さっさと死ぬから』と書いて渡してある」と発言。さらに「いい加減死にてえなあと思っても、『とにかく生きられますから』なんて生かされたんじゃあ、かなわない。しかも、その金が政府のお金でやってもらっているなんて思うと、ますます寝覚めが悪い」などと述べた。                                       1月22日付朝日新聞朝刊4面。

でも麻生さんの言っていることは、今の日本では多かれ少なかれ、誰もが思っていることなのではないでしょうか。みんな「ピンコロ(ピンピンしていてコロッと死ぬ)」がいいと思っているはずなんです。でも現実はほとんどの人が、そういった医療体制の中に組み込まれてしまって、そんなことを医者に面と向かって言う人は、まぁいないですね。


逆に自分の身近な老人の方たちを見ると、ちょっと具合が悪いとすぐ医者に飛んでいく人のなんと多いことでしょう。年をとっていけば身体のあちこちが痛くなるのも当然なのに、すぐ医者にかかってたくさんの薬をもらってくる。そして薬のために胃を痛めるので、胃薬まで丁寧に処方される。さらに外からでは分からないからと、CTやMRIなどという機械を使って隅々まで調べる。古くなればどこかが痛んでいるのは当たり前なのに、ほんの少し正常値から外れていると言ってまた薬が出る。

なかなか安らかな生活ができません。

麻生さんの言うように、終末期の医療をどうするか、といったことは今すぐにでも文書として残しておくことをおすすめします。できる限りの治療をした方が患者は幸せだと思っている人は多いと思いますが、それによって苦痛が増えることも実はたくさんあるんです。何もしないという治療、これも立派な治療なんです。ベッドの横にたたずんでただ手を握ってあげる。背中をさすってあげる、声をかけてあげる、そういった行為が最高の治療になるんです。

麻生さんの発言が問題になっていますが、その中身は私たちがこれからどんな死を迎えるのが一番いいのか
、一人一人が本気になって考えることを求めていることだと思います。

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