時節風17号

以前、「時節風」というミニコミ誌を発行していました。その17号に、こんな一節がありました。


・・・いつも元気ではないけれど、いつも病気でもない、この元気と病気の間を私たちは生きているのです。持病とか体質といった考え方は、小さな病気をすることで、大きな病気になることを防いでいるという意味にもとれるのではないでしょうか。
弱点をてこに自分を強くしていくきっかけにする。こういった生き方、考え方ができる人を「健康な人」と呼びたくなります。(元気と病気の間から) 



そして、この地震の後、いらしていただいた方にいろんな話をお聞きしました。

「先生、私すごいんですよ。今までどこに行くにも車だったんですが、仕方がなくて自転車でスーパーやあちこちのお店を回ったんです。疲れ切ってしまうと思っていたんですけど、結構平気なんですよ。」と普段透析をされている方。

「私の母は震災の時、家の火鉢を一人で持ち出したそうなんです。ところが揺れが収まって、いざ家に戻そうと思ったら、重くて持ち上げることができなかったそうです。
だから今度の地震も大丈夫ですよ。あの戦災の後の何にもないときも何とかなったんだから。あのときは5歳くらいでしたけど、本当に何にもなかったんだから」と癌を克服して元気に過ごしている方。



この大変な時期、原発や停電、物不足、将来への不安、いろんな出来事が起きていますが、ただ恐れているばかりでは能がない。
この試練をてこに、自分自身を強くしていくきっかけにすることだってできるのではないでしょうか。ガソリンがなかったら自転車で移動したり自分の足で歩けばいい、電気がなくて暖房がなかったら厚着をしてやり過ごす。できないことを嘆く閑があったら、何か工夫していく。

そうして自分の中に火を付けることが、とっても大切なことだと思います。

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