首の痛み

 中学校に入学早々、首が痛くなって顔を下にすることが出来ない。授業で、ノートをとることもできない、と訴える中学一年生の女の子。

 首の下の方を軽く押さえるだけで、「痛ーい!!」と訴えます。実にかわいそう。

 話を聞いてみると、入学して吹奏楽部に入部。本人の希望でサックスを担当することになった。結構重い楽器を首からぶら下げるように下げ、一生懸命指でタンポ(っていうの?)を押さえることを毎日繰り返している。らしい。


 首の異常個所を考えても、これは楽器を使ったことによる腕の疲労が根本にあって、その疲労が首に影響していると考えるのが最も妥当な気がしました。

 そこで、普通以上に腕への働きかけを中心に操法しました。すぐに首の圧痛もとれ「頭を下げて」もらっても痛くありません。


 別に吹奏楽だけではないんですが、運動の指導者って体の使い方についての知識があまりにない気がします。野球でもサッカーでもそれをしている時は、普段と違った体の使い方をしているわけです。だからそれが終わった後には、普段の体の使い方に戻す必要があるんです。もちろんする前には、普段の体を運動する体にしておかなければいけません。そういったことが分かっていない。

 だから必要以上に筋肉の緊張が残ったままになってしまいます。そうするとバランスが崩れてきて、余分な緊張が残ったままの体になってしまいます。
 
 技術を教えるために体を壊しては何にもならないんです。

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