びしょぬれ!

 梅雨も上がって夏本番になりました。やはり夏はツーリングの季節です。炎天下、ギラギラノ太陽の下、フーフー言いながら上る峠は、大変ですが達成感は計り知れません。
 そこで、今回は山梨県身延から静岡まで、南下するコースをやりました。暑さ対策の準備のため、水を2リットル、食料たっぷり、と用意していきましたが・・・。

 太陽がガンガン照りつけたのは、10時炉頃まで。その後は今にもふってきそうなどんよりとした雲が垂れ込め、もちろん頂上は何にも見えず、かえって寒くてウィンドブレーカーのお世話になるくらい、さらにもうちょっとで静岡に着くところで、ついに降り出し、街中をポンチョを着て走るというちょっとばかりかっこ悪い姿まで・・・。

 でもこのコース、上り下りがはっきりとしていて、勾配はきついもののとっても楽しく走ることが出来ました。上ってきた道を見下ろすと、その山の深さがいっそう際立つ感じがします。

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 身延までは娘達が買った「青春18切符」を使う。一日中乗り放題のこの切符。今回のような時には結構役に立つ武器だ。

 身延駅まで3時間半、9:00。駅前で組み立てていると、すでに太陽はさんさんと降り注ぎ、今日の暑さも尋常でないことをうかがわせる。
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 駅を出てすぐに富士川を渡る。コンビニで食料を仕入れ、国道52号を少し走り、大城入口の分岐から安倍峠への上りが始まる。
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 大城の集落を抜けた頃から勾配は増し、林道の標識あたりからインナーはローに入り、ペダルをクルクル回転させていく。途中には糸魚川静岡構造線、いわゆるフォッサマグナが地表に現れている場所がある。
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 峠まで11キロ。まだまだ元気だ。この標識を過ぎたあたりで、川の支流がすぐ近くにあって、汗びっしょりの顔を洗おうと流れに近づいた時・・・、靴が滑って川に落下、肩まで水に浸かってしまった。さらに岩場だったので、手足をすりむいたり、打撲で青あざが出来たり、散々の目に会ってしまった。
 
 服はビショビショ。着替えはあったが、下着は持ってきていない。晴れているので、そのまま走って頂上に着くころには乾くでしょう、とそのまま水滴を滴らせながら上っていったのだが・・・。

 朝出ていた太陽はいつの間にか姿を消し、空はどんよりとした雲に覆われてしまった。幸い寒くはなかったので、そのまま走り続けた。
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 道は結構急だ。でも水に落っこちて体が冷やされたせいか、とっても快調に上れる。
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 山しか見えない。
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 途中、富士を撮っていた人と一緒にお昼を食べたが、その人は富士が現れるまで夕方近くまで粘るそうな。何でも好きな人はいるんだなぁ。

 昼食後まもなく、山梨・静岡県境の安倍峠に到着。林道にはこの標識しかなかった。少し下ったところに旧安倍峠があったが、ハイカー達が大勢いたので、遠慮させてもらった。
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 下りは強い向かい風の中、どんどん下っていった。

 ここは「鯉が滝」。別名「恋敵?」なんて書いてあったが、ほんとかな。
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 梅が島温泉は結構山深いところにある。硫黄の匂いがつんときた。
一緒に食事をした人が「温泉にでも浸かってくりゃいいじゃない」。
でもここから静岡まで46キロ。
「ここで温泉に浸かったらもう走れませんよ」と。
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 安倍川、日本ってちょっと山に行くとこんな景色ばっかりなのね。
娘が以前言っていた。
「山と川と木しかないのに、どうしてそんなにおんなじような所に行くの?」
そうだよなぁ、考えてみたらどこ行ったって、写真に撮ってしまえばほとんどおんなじだなぁ。

 と書いてきて、いや登山だってそうじゃん!結局歩くこと、走ることが好きなんだ、という結論で・・・。

 静岡市街に入って雨が本格的になって、ポンチョ着用。向かい風でバタバタしていたので、かっこ悪かったなぁ。
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 静岡から2本電車を乗り継ぎ、横浜に着いたのは、8時を過ぎていた。青春18切符は普通列車しか乗れないからねぇ。

 電車の中では生乾きの服から変な匂いが出ているんじゃないかと思うほど、隣の人がクシュクシュやっていて、妙に気になって眠ることも出来なかった。あの人は蓄膿症だということにしておこう。

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