湯の沢峠と龍門峡

夏に大菩薩に行った時、途中にあった日川渓谷「龍門峡」。
秋はとっても綺麗だろうなぁ、と思っていたんです。

先週。石空川渓谷に行く際に調べた紅葉情報によると、ちょうど今日が頃合いの予感。それに天気も良さ気。

いつもとは違うコースを考えて、湯の沢峠を越えて竜門峡に行くことにしました。またサイクリングとハイキングのコースです。

大月に向かう電車内の動画広告で、「今日は雨具なしで行楽が出来そうです」なんてアナウンスがあったはずなのに・・・。高尾で既にかなリの雨粒が窓にあたっています。
大月で組み立てて走り始めるとすぐに降ってきました。すぐに止みましたが・・・。結局午前中一杯は厚い雲の中を走る羽目になってしまいました。
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大峠に向かう真木小金沢林道をゆっくり上っていきます。真木、間明野、桑西と集落を過ぎていきますが、その辛いこと・・・。まだ1000メートルにも満たないところなのに既に汗びっしょりです。ちょうど保育園だか幼稚園だかのお迎えの時間だったのでしょうか。道にお母さんと子ども達が至る処でたむろしています。降りるに降りられない。引きつった笑顔で「おはようございまーす」の声も一オクターブ高くなったような・・・。


集落が切れると一気に木々の色づきが増してきました。
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この頃から傾斜も少しなだらかになったような気がして、少し楽になって来ました。景色のせいだったのかもしれませんね。
景色と言っても周りは何も見えません。雲の中にすっぽりと入ってしまいました。雨が降らないだけましですけど。
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さぁ、ここから湯の沢峠に向けて、本格的なアプローチです。

これは廃道ですね。全く手入れがされていません。工事の完了は昭和54年となっています。押していきましょう。
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大きな落石が行く手を阻みます。
それにしても天気が不安で、雨が降らないうちに峠に着けるように休みも取らずにひたすら押すのでした。
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ズタズタです。
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大木と大きな落石で、かなリ長い区間がこんな状態。石の上に押し上げ、大木の上をまたぎ、自分はと言うと大木の下をかいくぐり、すったもんだで通過です。
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道がほとんど崩落してしまっています。こんな処は随分通過してきましたが、ここは足場の土がもろい。07


雲で視界が効かない道をガードレールを頼りに進むと、その先に山道が出てきました。標識は何もありませんが、入り口付近にあった林道の案内でもここから登山道があることがはっきりと明記されていましたので、大丈夫でしょう。たぶん。

なんとなくどっちへ行ったらよいか迷うような処もありましたが、顔を上げて少し遠くに目をやると、不自然に草のないところが目に入ります。その辺りを目指して進むのです。こんなとき、GPSは本当に頼りになります。

初めて道標が現れました。ここから峠まではすぐでした。
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湯の沢峠に着きました。
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2007年に行った時はこんな風に立っていたんですが・・・


峠に着いたとたん??青空が出てきました。湯を沸かしている間にみるみる空が広がってきます。
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さぁ、甲斐大和に向けて1000メートルのダウンヒルです。
途中視界が開けて、黄色く色づいた山々が遠望できました。
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龍門峡。
自転車を入り口の柵にチェーンでくくりつけ、遊歩道を歩きます。
磐梯の中津川渓谷ほどの迫力はありませんが、十分満足行く景観が続いています。
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甲斐大和駅付近も既にこんなに色づいていました。
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距離も短く、それほど気合いは入っていなかったのですが、湯の沢峠までの道や龍門峡の紅葉など、やっぱり秋はいいなぁ、と十分に納得したサイクリングでありました。通勤帰りの混雑にも会わず、6時過ぎには自宅に戻ることが出来て、ゆっくりとビールを飲むことも出来ました。あーぁ、満足な一日。

ちなみにコースです。

COMMENTS

No title

taboomさん、おはようございます。

もし道がどうしようもなかったら、大峠から雁ヶ腹摺山に上るつもりでした。大峠の北側は、平日だと通過が難しいという噂をどこかで見た気がしたので、最初から考えませんでした。

休日と休みがうまく当たれば、松姫から大峠、そして奈良子林道といった豪華コースが浮かぶんですがねぇ。

>熊が出て来そう
鹿の糞がたくさんありました。足跡も・・・。一人でこういうところに入ると、怖くてそれこそビリビリきます!!

No title

MAKOさん、おはようございます。

結構な廃道でしたねぇ。手入れのない林道は登山道よりもずっと危険な気がします。今回ももし危険度が増したらすぐに引き返せるように・・・、といつも冷静に考えることだけは自分に課していました。

湯の沢峠の下りはすばらしかったです。あの峠のトーテムポールのようなシンボルも時が経ち少しづつ朽ち果てていくのですね。人生だなぁ(笑)。

No title

真木小金沢林道を行ったら、大峠じゃんと思いながら拝見してましたが、地図で調べてみた所、左に分岐したんですね。大峠は好きで何度か行きました。雁ヶ腹摺山へも登ったな〜。それにしても凄い道(まさしく廃道!)ですね。熊が出て来そうですが、紅葉は見たい。リスクを背負ってのツーリングもビリビリ来ますね。

No title

>大きな落石
すごいとしか言いようのない光景であります。
2007年の湯の沢峠の憩がまたなんとも言えないです。

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