赤城山

沼田駅に降り立った大部分の人は、駅前に待っていた鳩待峠行きのバスの中に吸い込まれていきました。紅葉真っ盛りのはずの尾瀬は今日も混んでいるのでしょう。

そんなことを思いながら、タクシーの運ちゃん達の暇そうな話し声を聞きながら、一人残された駅前で自転車を組み立てるのです。オーストリッチの袋での輪行作業も大分慣れてきて、手際が良くなった分、時間も短縮されているようです。
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今回はMTBで赤城山に行くのです。全線舗装だというので、もっと細いタイヤでもよさそうかな?と思ったのですが、ザックを背負う関係上選んだのでありました。実は軽いハイキングも今日の予定には入っているんです。最近、景色はやっぱり登山の方がいいよね、と思うことがしばしばあって、それに自転車とハイキングってコースを考えれば結構いい選択のようにも思えるのです。峠まで自転車で上って、そこから頂上までは自転車をデポして徒歩で登る、そして戻って自転車で下る。またバリエーションが広がりそうです。


滝坂。駅前の信号を渡ると一気に上る劇坂が眼前に現れます。そこを何とかやり過ごしますが、もう足に来ています。
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畑の中を貫く結構な勾配の道を淡々と上っていくのですが、これが結構きつい。ずっと先の方まで見えるその道は、自分の体力を急激に落としていくのでありました。
更に空はあくまでも青く天気には恵まれたな、と思った矢先、目指す赤城の方にはなにやら怪しい雲が・・・。大丈夫かなぁ?
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標高230メートルの沼田から900メートルまで上って一気に150メートル下り、ここから赤城山まで上り一方です。

完全にへたりました。
林道のように細かいターンも無く、等高線を直角に切っていく道・・・。カーブも大きく、自分にとってはあまり好きになれない道のようです。もっともこう思うのも、今年になって一番疲れているからなのでしょうけど。

この辺りが一番きつかった。
トラックの運ちゃんが見ている前をトボトボと押していくのです。
それに紅葉も思ったほど紅くなっておらず、慰めてくれるはずの景色もちょっとがっかりモードでした。
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12時には大沼(「おの」と読みます)湖畔にいるはずだったのに、峠に着いたのは12時半を廻っていました。
湖畔を一周してみます。
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休日のせいか、売店の周辺の駐車場やお店はどこも一杯。赤城神社の周辺では渋滞も起こっていました。いつもは平日に走っているので、こういう光景はなんとなく違和感があって、早々に引き上げるのでした。

ただ大沼のそばにある覚満淵は、草もみじが真っ盛り。歩いて一周しましたが、ここは綺麗でした。赤城山の火山活動で出来たカルデラ湖である大沼と覚満淵。もう少し紅葉があったらなぁ。
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赤城山から下るには、もう一度上らなければいけません。八丁峠まで200メートル程の上り。その途中にある小沼(「この」と読みます)は大沼よりも100メートルほど高い位置にある湖。こちらは長七郎山の火口湖だそうで、こういう故事来歴を知るともっとおもしろいんだろうなぁ。
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八丁峠に着きました。ここから一気に下るのですが、その前に地蔵岳に登ります。
既に足は一杯一杯だと思ったのですが、結構歩くのは大丈夫のようです。ザックにしっかり鈴を付けて階段を上っていきます。
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少し雲が切れてきて、晴れ間も見えるようになりました。ここでようやく天が我に味方したのです。
がれた処を抜けると地蔵岳頂上。傍らに国交省やNHKの電波塔が乱立している頂上ですが、お地蔵さんはしっかりと鎮座しておりました。
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黒檜山と駒ヶ岳でしょうか。大沼の後ろにそびえ立っています。
絶景ですねぇ。こういった景色を見ると山登りっていいなぁ、と思うんです。
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こちらは覚満淵と小沼。
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そして登山道です。ちょっと色づいていますね。
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私のシルエットもついでに・・・。
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地蔵岳を下って自転車をデポしたところに戻ったのが3時過ぎ。
後は高崎まで下るのみです。

この下りがすごかった!!!!
ヘアピンカーブがこれでもかと続く急坂。上りの道とまったく趣の違う下り道でありました。沢山のヘアピンを走りましたが、ここはトップクラスではないでしょうか。いやぁ、下るだけなら何度でもやりたいところです。

最後は太陽と追いかけっこのようにしながら高崎を目指します。

高崎に着いたのが5時半。輪行袋に入れて改札に着いたのが6時10分前。すると6時14分発の湘南新宿ラインの始発があるじゃありませんか。これで乗り換えなしで家に帰れます。
前半はきついだけのコースでしたが、後半になって天気も持ち直し、紅葉は見ることが出来なかったけれど、すばらしい景色を堪能できました。

今回のコースです。


COMMENTS

No title

taboomさん、おはようございます。

上っている最中は、車も多いしバイクも多い、道もイヤらしいし、いいことなんにもないや!!と思いながらだったせいもあって、今回のランは失敗だったかな?とずっと思っていたんです。

でもその後のハイクや豪快な下りでその全てが帳消しになりました。
やっぱり自転車はいい、と改めて思った次第でありました。

No title

MAKOさん、おはようございます。

久しぶりにきついアプローチでした。紅葉の当ては外れてしまいましたが、行って良かったです。ただあのアプローチはもうイヤですねぇ。

>きれいな鈴ヶ岳
そう、鈴ヶ岳は魅力的ですよねぇ。すぐ近くに林道らしき道もあって、赤城に行くのなら、ここだな、と当たりを付けているんです。

No title

下りで鬱憤をはらす事が出来て良かったですね。それなら地獄の直登もやった理由ができたというものです。ずっと先が見える直登はホントにキツいですし、私は嫌いであります。紅葉にはちょっと早かったようですが、それでも秋色の山々ですね。ピークからの絶景もスバラしい。これも頑張って登ったご褒美でしょう。お疲れさまでした。

No title

月曜日はお休みでありましたか。
ハイキング付のサイクリングは好きです。
しかし、裾野の大きい赤城山の直線の単調なアプローチをこなしてからの、
山登りはすごいです。
ピークからはやっぱり大きい景色であります。
車でのアプローチでありますが、豆な私は長七郎山にも登りました。わはは。
きれいな鈴ヶ岳が宿題でありますので、自転車を絡めて行くにも、
候補に入れておきます。

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