オオーッチッチ

20日、21日と連休です。
次女の住んでいる秩父を基点に走ることにしました。


一日目は大血川林道、二日目は広河原逆川林道。
八丁峠まで手を伸ばすか、大名栗林道をやろうか、いろいろ温めていた計画はありましたが、結局無難なコースになりました。

20日は、大血川林道と秩父往還の栃本周辺を回りました。

あいにくの天気で大血川林道の頂上付近は厚い雲の中。進んで行く数メートル先がすでに真っ白なんです。
それにそれに・・・、あのトンネルといったら・・・。

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秩父へ向かう国道299号線で既に大粒の雨に見舞われる。
予報では午前中は雨の所が多いとか・・・。

本当は今日、広河原逆川林道を上り有馬峠、下って途中から大名栗林道に入り下りきって県道へ、上り返して天目指峠,正丸峠をやって、秩父に戻って娘の所に一泊、と決めていたのだが、この天気で心が動く。

結局、明日やる予定だった大血川林道を今日やって、大名栗林道は明日にしよう。

道の駅「あらかわ」を出て、すぐに大血川林道の分岐につく。急に大粒の雨が落ちて来た。ちょうどあった東屋に一時避難し待つこと20分。上がってきた。今日はこんな天気が続くのか。
そんな気持ちを逆なでするように、こんな看板が・・・。
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天気は悪く、辺りは雲で何も見えない。

「大血川」何とも不気味な響きのある道ではないか。
この由来は「平将門の乱の折に此の地まで追い詰められた将門一族の姫君達が自害して果てた時の血が流れた事」らしい。こういった伝説が秩父には多いのかしら??

神社仏閣がとっても多い秩父。こんなことも関係してるのだろうか。
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辺りは何にも見えない。
ただひたすらペダルを踏む。そんな天気だから暑さからは逃れられたようだ。逆に半袖一枚だと少し寒い。
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ますます視界が悪くなる。
幸い雨は今のところ降っていないのがせめてもの慰めか・・・。

勾配はそれほどでもない。
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頂上付近には二つのトンネル。
駆ガ越トンネル、三峰トンネル。

駆ガ越トンネルは照明無し。出口も見えない。
この自転車はハブの所にライトがついている。蛍の光のようなライトを点け、その明かりをセンターラインに当てる。ほんの数mだけが照らされる。それだけをたよりに少しづつ進んでいく。

なぜ出口が見えないのか分かった!!雲のせいで真っ白だったおかげで明かりが非常に少なく、出口近くになるまで明るさが分からなかったのだ。

非常に怖い時間だった。
トンネルを出たら更に白さがまして・・・。
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次の三峰トンネルはセンターラインがない!!ライトで下を照らしても進んでいく方向が全く分からない。どうしよう??

真っ暗な中、自転車を止め気持ちを落ち着ける。
何か手がかりは?と思ってライトを外し内部を照らすと、壁に等間隔で反射板が点いているようだ。これにライトを照らせば、なんとか出口まで行ける!!

右手でライトを持ち壁の反射鏡を照らし、左手でハンドルを持ちヨロヨロ進んでいく。
反射板が汚れている所があるのだろう。反射しない所があったりして、その度に止まって確認する。ほんの何分かの出来事のはずだが、非常に長く感じられた。

出口がほんのり見えてきたときには本当にホッとした。

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トンネル出口で大休止。

下り始めるとすぐに三峰神社。周囲が真っ白の中、幻想的な雰囲気が漂う。
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神社から秩父湖への道は以前は三峰観光道路という有料道路だったはず。
今は無料のワインディングロードを一気に秩父湖に向かって下っていく。寒い寒い!!
あまりの寒さに雨具を羽織る。
秩父湖をせき止めている二瀬ダム。アーチ式の結構かっこいいダムだ。
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ここから秩父湖畔の道をたどり川又に出て、栃本のある秩父往還に入る予定。

この吊り橋には見覚えが・・・。

記憶違いでなければ35年前、信濃川上から中津川林道を下って秩父湖に上り返し、入った食堂で今日の宿を尋ねると「山の家」を紹介してくれる。まだ先のようだったが、既に真暗くなったこの道を単三3本のライトを点けて四人で走った。

翌日、この吊り橋の上で、きれいに色付いた紅葉をバックに撮った写真がある。多分これだ!!

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そしてこの民宿がそのとき泊まった民宿ではないだろうか。
いまは「ふるさと」という名前だが、間違いないと思う。
真っ暗な中、かなりの段数を上った記憶があったが、こんなものだったのか。
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川又まで来た。ここから秩父往還に入る。
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川又から一気に上がると栃本の街並みだ。
昔ながらの建物も残っている。
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ちょっと下栗を思い出すなぁ。
栃本関所等を見学しながらゆっくり秩父往還をたどった。
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再び山の中の道をたどり、滝沢ダムや例のループ橋を見通せる所に出た。

国道に出てしまえば、車をデポしてある道の駅までは、ほんのわずかの距離だった。
本当に幸いなことに、雨宿りした以外は、一度も雨に遭うことがなかった。
道の駅手前の温度表示は20度をさしていた。
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COMMENTS

No title

MAKO様

いつもご覧いただき、ありがとうございます。
大血川・・・、結構刺激的な名前ですよね。そういう地名に惹かれてコースを決めることもあって、地図を見る楽しみです。
ただ、地図に出ていない道も多いので、その道にそった川や集落の名前に「・・・林道」と付けて検索すると引っかかることがありますね。

No title

トンネルのところ、緊張感が伝わります。
35年前の宿!栃本も含め見に行きたくなりました。
三峰は以前、裏から雲取山に登るのに利用しただけですが、
大血川からの道がつながっているんですね。
私の地図では途切れておりました。

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