撤退、そして彷徨

入笠山。

中央線をはさんで八ヶ岳のちょうど反対側に位置する山塊。
山腹にはマウンテンバイクのコースがたくさんあるせいで、ダートが多く残っている場所でもあるのです。

そういうわけで、今回はダートを走りましょう、ということで図1のようなコースを考えました。
大河原湿原からダートが15キロもある黒河内林道を下り、美和湖を経てダートの県道211号線を上り返し、またまたダートの金沢林道を下るという、ダート三昧の計画です。

ところがところが・・・。

必死に頂上まで上りきり、あとはダートの黒河内林道に入ろうと、牧場のゲートを開けて数キロ下ったところで・・・、なんと大規模な工事が行われているじゃぁありませんか!!
仕方なく撤退!!!
そのあとは、ふらふらと、図2のごとく尾根伝いを彷徨した次第。


図100


図201


中央線富士見駅。
普通列車が到着したのは9時をかなり過ぎた頃だった。

駅を出て国道20号を少し走り、すぐに入笠山への町道に入る。

きつい!!

一気に高度を稼いでいく。
10%を越えると思われる勾配にはまいった。これが延々続くかと思うと・・・。


02

戸田市の自然教室の宿舎がある辺りから、勾配が大分楽になってきた。

6月いっぱい、この周囲の道はすべてマイカーの進入が禁止になっていた。
スズランの花が咲く為の対処だそうで、おかげでほとんど車には会わなかった。残念ながら、まだ咲いてなかったけど・・・。

警備の人も「自転車はいいですよ。それにしてもえらい力だなぁ」

体中から汗が噴き出し、休む間隔も短くなってくる。豊富な沢の水で顔を洗いボトルに水をつめる。

「フーッ」一息つく。

03


下に見えるのは原村辺りか??
八ヶ岳は雲の中だ。

04


ほとんど頂上、大河原湿原につく。小さい湿原だな。

ここから尾根筋をゆっくり走っていくと・・・。
05


八ヶ岳のビューポイントだ。
やっぱりここでも頂上は雲の中だ。

歩きの人もとっても少ないにもかかわらず、辺りはとってもにぎやかだ。
鳥や虫達の大合唱がこの後、下に下るまでずっと続いていた。まるで真夏の蝉が大合唱をしているのと変らない騒々しさだ。
種族保存の本能が最高潮に達するときなのだろうか?

06

入笠山登山口。人も少なく閑散としている。
これから入笠山牧場の中を突っ切り、いざダートへ・・・。
07

08

開けたら締める、牛達が逃げないように。

ここも、あの口蹄疫の影響か、至る所に石灰がまいてある。消毒なんだろうね。
09

黒河内林道を下ること数キロ。
ゲートにあった「工事につき、通行止め」の看板は伊達じゃあなかった。
ユンボの置かれている所の土砂が道にうずたかく積み上げられ、当の現場は道の痕跡すらない状態。積み上げられた赤土に足を入れると水分が多いせいか、かかと辺りまでもぐってしまう。
右は急な崖、人もおらず、通過するにはこの土の山を自転車を担いで越え、その先の工事箇所を通過しなければ行けない。
単独行、それも何かあった場合、それを知らせる術もなさそう。
きっぱり諦め引き返すことに・・・。勇気ある決断??だ。
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上り返す。
なかなかいいじゃん!
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「何やっとんじゃい?」牛がしゃべった?わけないか。
口蹄疫にならないでね。
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メインイベントがお釈迦になってしまったので、今日はこの辺りを地図を見ながら、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしようと決めた。
鳥達のやかましいほどのさえずりの中、軽いアップダウンを快調にペダルをまわす。
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なるべくダートも走りたい。
去年、日光のダートでバーストをおこした記憶が蘇リスピードが出ない。
前が32C、後が28Cという変則的タイヤサイズだ。
昔は35Cくらいの太いもので走っていたが、今では32Cでも随分太く感じるなぁ。
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千代田湖。だーれもいない。
ここから松尾川沿いに国道152号まで一気に下り杖突峠に上り返し、晴が峰GCを経てダートの板室林道を茅野まで下る。
板室はすばらしい道で、今度はここを上って芝平に下ろう、次回のコースが出来上がっていた。
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茅野駅では、輪行袋に入れ窓口に行くと、なんと5分後に特急が出るじゃありませんか!!ラッキー。
列車のデッキの電話ボックスに自転車を置き、自由席のシートに座ると一気に睡魔に襲われた。

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