残雪の山々を堪能しました

去年は南アルプス。今年は北アルプスを堪能しました。

小熊黒沢林道からの北アルプス、嶺方峠からの北アルプス。
3000メートル級の山々を一日中見ながらのサイクリング。これほど贅沢なものもありませんね。

片道250キロの車の移動の疲れも、この景色を見れば吹っ飛びます!!
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夜に着いた急行を降り、信濃森上から岩岳スキー場の民宿まで歩き出したはいいが、途中で道に迷い農道に入り込み折からの雪も手伝い、にっちもさっちもいかず結局民宿に着いたのが11時近かった。

あれから40年。長野オリンピックを契機に、大きく様変わりしたと聞いた。

でも山は全く変らず、でんと腰を据えていた。それだけでいいじゃん!!



木崎湖畔の「ゆーぷる木崎湖」に車をデポ。
自転車を降ろし準備体操も早々にペダルを踏む。


朝早いせいかまだ閑散としている湖畔のキャンプ場では、ジェイソンが木彫りのイベントをするとかで、スタッフが準備に余念がないみたい。映画のジェイソンよろしく、あの電動ノコで丸太を削り一つの作品に仕上げるもので、ジェイソンと言われるひとがデモをするらしい。

その湖畔を数分走ると、すぐに小熊黒沢林道の入り口。小熊山トレッキングコースにもなっているこの道、北アルプスの景色がいいと聞いていた。
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昨年の南アルプス「しらびそ峠」のような感動がある事を期待して、取っ付きの急坂をウンウン上る。ギヤはすぐにインナーに落ち、全身から汗がしたたる。
あっという間に木崎湖とその周囲の田んぼを眼下に見下ろすようになってきた。田んぼは一面に水がひかれ、いつでも田植えが出来る状態なのだろうか。農家の人たちが休みにも関わらず黙々と仕事をしていた・・・。こっちはというと・・・。
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ひとしきり頑張り、ようやっと勾配も落ち着いてきた頃、道の左側が急に開け、眼前に北アルプスの偉容が飛び込んできた!!「ホォーッ!」何も要らない。茫然と眺めるのみ。山並みを見て、「あの山が・・・、あっちが・・・」という興味はあまりない。ただただ圧倒的なその姿に感激するだけだ。
しらびそも良かったが、こっちも負けないな。
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この後、ずっとこの景色とお付き合いすることになる。なんという幸せ。鹿島川に沿った鹿島の集落と山々が織りなす絶景ポイントでは、別の三人組の自転車乗りとしばし歓談する。
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「きれいですねぇー」
「本当に・・・」
「今日はどちらから?」
「横浜から来て今日中に帰るんです」
「ええ?僕らは木崎湖に泊まりです。今日で三日目です」
「おお、懐かしのアルプス!!」
「ええ、閉店してしまって本当に困ってます」

一度下ってまた上り返すと、二番目のピークになっている広場があって、そこはパラグライダーの飛び出す(?)場所になっているらしい。木崎湖が再び眼下に広がり、そこに向かって飛び出すのだ。
「いつ頃飛ぶのかなぁ?」
私の声が聞こえたのか、それからすぐに湖に向かって飛び出していった。気持ち良さげだけど、ちょっと怖い!!
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更に三番目のピークを越え、少し下ってまた展望が開け、これから下る道が遠望出来る。
写真を撮る為に中々先に進めない。
三人組も同じらしく、少し走っては止まりシャッターを切っていた。
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一気に下るとサンアルピナ鹿島槍スキー場の施設に飛び出した。セルフタイマーを使ってみるが面倒くさい事、この上ない。
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まだまだ下りは続く。大きなヘアピンをクリアし、スキー場となっている橋桁の下を通過すると中綱湖畔に飛び出した。連休にも関わらず、この辺りは地元の人しかいない感じだ。それにあさっては子どもの日だと言うのに、鯉のぼりがやけに少ない気がするのは私だけ??ここだけではなくて、なんか全体に少ない印象なんだけど・・・???

何はともあれ、簗場までのんびり湖畔を流していく。中綱湖は大きな池って感じだなぁ。
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簗場からやなばスキー場を直登する県道324号線に入るが、短い距離とはいえ心臓は早鐘を打ち、汗が一気に引き出す。スキー場内の施設も結構廃屋が点在し、一時に比べ活気が無くなっているのだろうか。
地図でシングル表記だったとおり、車のすれ違いも出来ない昔からの道。それも簡易舗装で、とてもスピードなんて出やしない。そんな道をアドレナリン全開で下っていく。(道としては)今回の一番だった。
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長野から白馬に向かうオリンピック道路。オリンピックの為に拡充された広い道だが、途中旧道が残っており、トンネルの上を通過している。「峠」と言う表記だが、別の資料では「青具峠」というらしい。

上り下りが忙しい。白馬へ向かう前に鬼無里方面へ向かう。嶺方峠に行きたかったのだ。ここも昔からサイクリストの間では有名な北アルプスの展望台だが、近年そのトンネルの形状が円から四角に代わり、評判が落ちているそうな。
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緩急のある坂を、またまたウンウン上る。
妻曰く「よくやるねぇ」。

上るに従い展望が開けてくる。ようやっと峠に近づくが、そこは車の大洪水。それにそれに・・・、あぁ・・・。工事中らしく作業員のプレハブ小屋まで・・・。
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景色はすばらしかったが、人工物にはいささかうんざりした。
それにあのトンネルも・・・。
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白馬に下る。
白馬駅前を通り、姫川に沿って遡上。分水嶺の佐野坂峠(どこにもその表示はなかった)を越えると青木湖は目の前だ。
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青木湖と木崎湖の国道対岸の道をのんびりと走り、デポ地である「ゆーぷる木崎湖」の駐車場に着いたのは、3時ちょっと前だった。
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温泉にのんびり浸かり汗を流し、休憩室で仮眠したあと、地獄の7時間を過ごすことになった。

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