連絡がうまく行かない

年末に段差で転んで、手首に穴が開くほどの怪我をしていたくて仕方がない。今年になって,上のものをとろうとして足を踏み外して、肩から落ちて右の肩・首が痛くて後ろを向けない。

という訴えの女性がいらっしゃいました。

「転んだりぶつけたりしたら,そこが痛いのは当たり前ですよね。でも本当に大事なことは、転んだり足を踏み外したこと自体が問題だと思うんですよ。段差があるのにそれを乗り越えられるほど足が上がっていない、台があると思っていたところに足を着いたつもりがそこになかった。つまり頭で指令されたように身体が動いていないってことでしょ?私は肩の痛みよりもそちらの方がずっと大事な所見だと思うんです。
そういう頭と手足の連絡がうまく行ってないこと、それがあなたを調整する最も大事なところだと思うんです。身体に起こった部分的な疲労がそういうものを作り出しているのかもしれませんからね。
あっ、もちろん痛いところはちゃんと手当てしておきますよ」

と言いながら,いつものように全身を診ていくと、足のくるぶしや腰に違和感があります。
「ここ変でしょ?」

そして肩胛骨の下を探ると、「そこ、メチャクチャ痛いです」
「ここは去年の6月に腕が痛いって言っていたでしょ?あの処がまだ堅くしこっていて、今回の痛みは新雪が、溶けないで残っていた雪の上に降った、といった感じでしょうかねぇ。この頃熱が出たり、下痢をしたり、といったことは全くないでしょ?身体が鈍っているんですよ。具合がそんなに悪くなくても、月に一度で良いから続けていらしてみてください。普通の身体になりますから・・・」


月に一度、あの方は来るかしら・・・・・?