釜トンネル

今回の家族旅行、いろいろビックリしたことがありました。

まずは上高地への道。
道の駅:風穴の里を過ぎる頃からトンネルが多くなってきます。そのトンネルです。

こんなに狭かったんですねぇ。
自転車でこの中を通過することを考えると、ちょっと尋常じゃぁいられないほどの狭さです。路肩がほとんどありません。自転車がなくとも大型バスのすれ違いにはかなり緊張するのです。

この狭い道を30年以上前に4サイドバッグのキャンピング装備の自転車で走り抜けてたんです(ちなみにサイドバッグは前が犬印、後がアルプスでした)。
昔の方が道が広かった!!ってことはたぶんないですよね。
よく走ったなぁ。

実は開田高原に行く計画をしていたときに、ここも走ろうと思っていたんですが、とてもじゃないけど無理です。



そして上高地への最後のトンネルである恐怖の釜トンネル。
と思っていたら、10年以上前に2車線になって勾配も緩やかになっていたんです。とってもきれいなトンネルになっていました。

昔はこんな感じで、落石よけのジェットがずっと続いていました。
中は真っ暗で片側通行、信号が青になって車が通過する最後にトンネルに入り、中で反対側からの車のライトに照らされながら押していくんです。そのうち再び後ろから車が来て、そのライトに追い立てられるように押していきます。何と15%以上だったんですから・・・。

この写真はすでに疲労困憊だったはずです。
ハンドルの前にあるのは、ポンチョだと思います。
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そして大正池。
今はこんなに古木が立っていませんでした。
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その後小梨平のキャンプ場に着いたときから雨が降り、夜半からは台風の影響で土砂振りの雨に。風も強くなって、テントから染みこんでくる雨を防ぎながら寝ずの一夜を過ごしたのでした。


土砂崩れで上高地で足止めをくらい、3日目の朝にやっと上高地を後にすることが出来たのです。

ところが下りの釜トンネル。
今のトンネルは赤の点線、昔のそれは青の点線です。短くて急だったのがこれでも分かります。

トンネルには一切の照明がなく、ただ単1三本のライトが路面を照らすだけ。
その真っ暗なトンネルを下っていると、行く手に少し明かりが見えてきたんです。もちろんそっちに向かいました。すると突然眼に入ってきたのは有刺鉄線。
急ブレーキを引き、そのまま転倒。
何か側道のようなところに入ったようでした。気が動転していたので、その後のことはよく憶えていないのですが、たぶん元の道に戻り、下りきることが出来たのだと思います。

当時そのことを仲間に話したかどうかは、今では憶えていませんが、トンネル内がカーブしていて、そこから別の道があったのは確かだと思っているんです。
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そして上の地図です。
下ってくると中程で左にカーブしているところがあります。たぶんこの部分に緑で書いたような道があった筈なんです。

そして、この記事を読むと、やはりそれはあったのだ!!と確信したのでありました。


我々はその後、安房峠を越え、大多和峠、有峰湖、そして能登半島へと進み、本州縦断夏合宿は終わったのでした。