峠を五つの予定が・・・

甲斐大和を出発して、上日川峠、柳沢峠、犬切峠、今川峠、風張峠の五つの峠を越えて五日市まで。ルートラボによると、距離123キロ、獲得標高3200メートルです。

ローディーの方にはごく普通のコースでしょうが、私にとっては、大それた計画であります。

一ヶ月にわたる体調不良からの第一戦としては余りに・・・・・・なのですが。


結果は、ものすごい雷雨や放し飼いの犬に追いかけられたりのハプニングの連続。
昨日は余りに疲れてしまって、更新もままならず、今日もここまで書くのが精一杯。

後は夜に。



輪行して着いた甲斐大和。ここから始まります。
01


のっけからの11%を何とか頑張り、日川渓谷、竜門峡に着きます。緑がとっても綺麗です。
そそられる長い遊歩道がありましたが、今日はまだまだ行程が長い。先に進みましょう。
02


今日は焦らずゆっくりペダルを踏む、休みは1時間以内毎に必ず取る、緩やかになってもペースを上げるなんてことはしない。
何しろ走れるかどうかが不安なんですから・・・。

峠までの道のりが0.2キロおきに出てきますが、それが中々縮まりません。
03


途中にある嵯峨塩鉱泉。雰囲気の良い宿でしたが、結構お高い。

庭で放し飼いされていた茶色の犬が突然こちらに走ってきました。慌てて走り出しましたが、ふと後ろを見るとすぐ後にいるではありませんか。
それでもそのまま走り続けたら諦めて戻っていきました。
04


名前も大菩薩湖。上日川ダムにせき止められて出来た人造湖。あたりの緑と水面の色が絶妙です。
峠はもうすぐです。
石丸峠への登山道が分岐していますが、こっちへも行きたいなぁ。石丸峠から牛の背通りを経て松姫峠のコースはMTBの世界ではポピュラーなようですね。
05


上日川峠、1600メートル。後は長兵衛小屋。
天気は快晴、霞んでいますが、なかなかのものです。
06


水場で顔を洗ったり、辺りを散策したりして情報収集です。今度は大菩薩峠を中心にシングルトラック三昧ですね。

下る途中でこれから下って行く道と、これから上る青梅街道のループ橋が見えます。
07


一気に下って青梅街道に出ます。ここは裂石。
08


おもしろみの少ない青梅街道をたんたんと上り柳沢峠です。これで二つ目の峠。
車の走るのに適した急なコーナーをなくすための様々な処置を施された道は、自転車で走るにはおもしろみが失われた道になってしまいました。今後走ることはないのかなぁ??
09


12時半を過ぎ、峠のベンチで食事をしていたら突然空が暗くなってきました。そしてあっという間に雨が落ちてきました。ザーッと来たので茶屋のひさしに下に避難しましたが、すぐに止みました。

これは午後からは天気が心配だわい。

止んだのを幸いに一気に下って行きます。


犬切峠辺りの道。
峠の標識が見当たりませんが、この辺りだと思います。本当に気持ちの良い処なんですが・・・。

この峠道は大好きな道の一つです。
でも今回はこの道に入ったとたんに遠く雷の音が聞こえてきました。

10


空はあっという間に雲が出てきました。
雷雨が来たら、ここに避難しよう、とか考えながら上っていきます。この後、写真を撮る余裕が無くなってきて、天気とにらめっこの状態が続きました。
11


峠で休むまもなく下って行くと、ある人家の前に大きな白い犬が・・・。悪いことにそこだけが少しばかり上り返しの処だったのです。
自転車を見たせいでしょうか。「ワンワン」と盛んに吠えます。鎖につながれているから大丈夫、と高をくくっていたら,どこからか真っ黒い大きな犬が、白い犬の横を通って飛び出してきました。

これにはブッたまげました。ちょうど私の左足の横10センチくらいの処を,牙をむきだして吠えかかってきます。一瞬かまれる!!と思いましたが、無意識にペダルの回転を最大限にしたせいか、犬の方が脅すためだけに吠えかかったのか分かりませんが、直後に犬は放れていきました。

犬に追いかけられたことは今までに何度もありましたが、ここまで接近されたのは初めてでした。昔のニューサイなんかを見ると、インフレーターで思い切りぶん殴った、なんて記述もありましたが、今回はそんな余裕もなくほんの何秒かの出来事でした。

犬から逃れた後、ホッとするまもなく、雨が降ってきました。
青梅街道に合流する頃には雨が顔に当たるようになりました。
ウィンドブレーカーを着て、雨宿りの出来るところまで一目散に走ります。最初に決めたゆっくり走る、というのも忘れてしまい無我夢中でした。幸い下りでしたが・・・。



道の駅「丹波」に着いたとたん、急に風が強くなり大粒の雨が落ちてきました。さらに雷もひっきりなしに鳴っています。ギリギリセーフでした。

30分ほどだったでしょうか。今度は急速に晴れ間が出てきました。


12


時間は3時。
まだ今川峠と風張峠が残っています。やはりきついですねぇ。

初っぱなの劇坂を押して上ります。
なんの感動もない峠?のような気がしました。
峠の名前も何もありません。ただ切り通しがあるだけ。
13


下り始めるとまたまた暗くなってきて一気に大粒の雨が落ちてきました。
ついに雨具の着用となりました。

ずぶ濡れになって下ります。
小菅村に入って、最初に見つけたバス停で雨宿り。ほんの数分で雨具はびしょびしょになってしまいました。
でもこれは良かったですよ。女性が使うシャワーキャップを持参しました。これで塗れても身体が濡れることはありませんでした。まぁ、私の頭なんて濡れても一行に構わないんですが・・・(泣)。
14


もう風張峠をやる気持ちはすっかり無くなりました。小菅村から奥多摩に向かうことにします。後20キロの道程です。

奥多摩駅。
自転車を袋に詰めた頃に再び雨が降り出しました。
15

今日のコースです。