プチ・ブルペ

一回やってみたかったんです。

どのくらい頑張れるかって。

自転車の楽しみ方の一つに「ブルペ」ってのがあります。
決められたコースを決められた時間内に走りきる、という非常に単純なものなのですが、以前からずっと気になっていて、一度はやってみたいなぁ、と思っていました。

距離は200,300,600キロと様々で、200キロの場合は、大体13時間で走りきることが条件になっています。これって結構きついんです。やってみたいとは思っても、やはりこれだけ走ることができるのか、一抹の不安はありますね。

それに休みに行われるので、なかなか参加できません。
そこで、今回自分だけの「ブルペ」をやろうと富士山一週コースを自宅から走り始めてやってみようと思いました。

ところが計画が無謀だったのを悟ったのは、道志みちに入ってからです。それまでのアップダウンの道で早くもアップアップしてしまい、急遽箱根に抜ける以下のコースに変更しました。ここなら地図がなくても走れますからね。

それでも最後の上りではヘロヘロ。足が全く回りません。
山伏・籠坂・長尾峠(勾配)

自宅を6時過ぎに出る。既に車の渋滞があちこちで起こっており、厚木、半原までのアップダウンの多い道に難渋させられるのだ。大きなダンプが横を通り過ぎるたびに身の毛がよだつ。

距離をこなそうというので、今回はチューブラー仕様。細いタイヤなので路肩の小さな小石が妙に気になる。
予備のタイヤも2本用意して万全の準備が役に立たない事を祈るばかり。

道志みちに入ると緩やかであるが確実に勾配が増してくる。早めにインナーに落とし、リアの小刻みなシフトチェンジで上っていく。
太陽が燦々と降り注ぎ、カッターシャツ一枚で何の問題もない天気の中、快調に距離を稼ぐが、半原までの道で結構体力を使ったこともあり、富士山一周はこの辺りで計画変更。照準を箱根に絞った。それでも150キロ、厳しい事に変わりはないのだが・・・。

道の駅「どうし」の桜。
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道の駅を出てすぐの桜並木。今年はずいぶん長く桜を見ている気がするなぁ。
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山伏峠までの上りはそれほど急ではないが、早いピッチで上ってきたので足に来ている。
実は道の駅手前で若いロード二人に抜かれた。その二人に少しばかりついていくと、割と楽に上れる事に気がついた。ギヤ比をやや重くして頑張ってペダルを踏んでいく事がそれなりに出来た事が嬉しかった。
その反動かもしれない。

山中湖に出ると、目の前にこんなプレゼントが・・・。
暑くもなく寒くもなく、とっても気持ちのよい山中湖だった。
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すぐに御殿場へ向かう。
途中の籠坂峠をあっという間に越え、桜の並木を目の片隅に入れながら、長い楽しい下りを満喫した。
既に100キロを超えた。
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御殿場から箱根へ上り返す。
9%の坂。厳しい。

乙女トンネルは通る気がないので、回り道でも長尾峠を選んでしまう。
峠まで7キロの標識があり、0.1キロ毎の標識をたよりに「あと7分の6.5」とか「あと7分の3.5」とか心の中で唱えながら上った。
もうヘロヘロだった。

我慢出来ずに足を着くと、もうペダルに足を乗せる気にならないのは分かっているのだが・・・。
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ようやっと長尾峠。
トンネルを抜ければ、仙石原や芦ノ湖が眼下に広がる、素晴らしい光景が待っている。
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仙石原を過ぎた頃にパンク!!
タイヤを外し、リムにリムセメントを塗り、乾いた頃に別のタイヤをはめる。
出先ではじめてタイヤ交換をしたが、本当に楽なんで拍子抜けしてしまった。

それにしても携帯用ポンプで高圧にするのがこれほど大変とは・・・。

小田原に着いたのが16:20。約150キロを約10時間で走ったことになる。
200キロを13時間というのはやっぱりもう少し修行がいるね、と反省した次第。