生理痛が治った!!

私たちの仕事は、なんの検査機器もなく、ただ手の感覚だけでどこに働きかけるかを決めていくものです。言ってみればかなリいい加減、そのせいでもあるのですが、同じ症状でもきっちりと変化する方がいらっしゃると思うと、何度やっても全く変化が来ない方も沢山いらっしゃいます。

病気を相手にしない、ただ身体に表れた働きかける場所の変化だけを追っていく、とかっこをつけてもやはり変化が出てこないと残念な気分になるのです。 この間も足の付け根が痛い、と言う方がいらっしゃいました。毎週毎週、何度やっても全く変化なし。
「やってもらうと身体はすごく楽になるし、効いていることは分かるんだけど、肝心の付け根の痛みは全然かわんないんです。かかりつけの医者にも大きな病院で検査した方がいい,と言われたので当分休みます」
以来、この方はいらっしゃいません。こういう時って、ちょっと落ち込むんです。

一方でこんな方も・・・。
生理が始まって10年以上経っても、一向に痛みがなくならない。お母さんが、昔私に治療してもらって、一回で生理痛がなくなったから」と大学生になったばかりのお嬢さんがいらっしゃいました。

一ヶ月後、インフルエンザにかかり39度近い熱。
お医者さんで処方された特効薬のお陰で翌日には熱は下がりました。本人はどうしても明日は学校に行く、と言って聞かない。何か出来ますか。と。
「本当は熱が下がった後が大事なんだけどなぁ・・・」と私。

その後、本人は元気になり生理も訪れました。そしてその時の痛みがなかったのです。

そして私は言うのです。
「熱が出て良かったね」 

連絡がうまく行かない

年末に段差で転んで、手首に穴が開くほどの怪我をしていたくて仕方がない。今年になって,上のものをとろうとして足を踏み外して、肩から落ちて右の肩・首が痛くて後ろを向けない。

という訴えの女性がいらっしゃいました。

「転んだりぶつけたりしたら,そこが痛いのは当たり前ですよね。でも本当に大事なことは、転んだり足を踏み外したこと自体が問題だと思うんですよ。段差があるのにそれを乗り越えられるほど足が上がっていない、台があると思っていたところに足を着いたつもりがそこになかった。つまり頭で指令されたように身体が動いていないってことでしょ?私は肩の痛みよりもそちらの方がずっと大事な所見だと思うんです。
そういう頭と手足の連絡がうまく行ってないこと、それがあなたを調整する最も大事なところだと思うんです。身体に起こった部分的な疲労がそういうものを作り出しているのかもしれませんからね。
あっ、もちろん痛いところはちゃんと手当てしておきますよ」

と言いながら,いつものように全身を診ていくと、足のくるぶしや腰に違和感があります。
「ここ変でしょ?」

そして肩胛骨の下を探ると、「そこ、メチャクチャ痛いです」
「ここは去年の6月に腕が痛いって言っていたでしょ?あの処がまだ堅くしこっていて、今回の痛みは新雪が、溶けないで残っていた雪の上に降った、といった感じでしょうかねぇ。この頃熱が出たり、下痢をしたり、といったことは全くないでしょ?身体が鈍っているんですよ。具合がそんなに悪くなくても、月に一度で良いから続けていらしてみてください。普通の身体になりますから・・・」


月に一度、あの方は来るかしら・・・・・?


逆子

妊娠7ヶ月の妊婦さん。

毎月来てください、とお願いしていたにも関わらず、今日は2ヶ月ぶりのご来所。

少し赤ちゃんの動きが変だなと思っていたら、施術が終わってから、
「先生、聞いても良いですか?逆子っていけないんですか」と。
「え?逆子なの?」
「2週間前の検診で言われました。でも今はおなかの上の方で打っているのでひっくり返ったかもしれないですけど」

「逆さまになっていた方が胎児が楽だからそうなっているんです。母胎の身体がそうなっているからなんですよ。だから胎児を無理に回転させなくても,母胎の身体を整えていけば自然に戻るはずです。もし来月早々の検診で,まだ逆子だったら早めに来てください」


正月早々に、百日咳になって咳が続いたことも原因の一端かもしれません。
「それで百日咳はどうしたんですか」
「検査した頃は既に収まっていて、何も治療はしませんでした」


ウーン、少し教育が足りなかったかなぁ。と思うのでありました。

最初に戻った?

先週、「咳や痰が去年の11月からずっと続いている」と訴える方がいらっしゃいました。お医者さんで,気管支炎との診断を受け、ずっとお薬を服用していたのですが、中々良くならなかったそうです。熱も出ず、何かすっきりしない日々を過ごしていたようでした。

いつものように身体を診て、ここは?と思うところに働きかけて、「ハイ、結構です」。いつもの手順です。

夕方、件の方から電話。
「あれから今までの咳も痰もすっかりなくなってしまって、何ヶ月ぶりかで気持ちよく息ができる」と。


しかし、今日再び電話。
「あの日の翌日の朝から熱が出て,昼頃には38度を超えました。インフルエンザだといけないので、コンタックを飲みました。すると夜には37度台に下がったんですが、翌朝には、また咳と痰が出るようになってしまって、それが今日も続いている。伺った方が良いでしょうか」
「薬を飲んだんですかぁ?それじゃぁ、暗くなる前に来てください」

3時にいらっしゃいました。
「最初に身体が良くなったのは、身体が変わったから。その後熱が出たのは、今まで外に出るべきだったものが潜んでいて、それが表に出てきたから。咳や痰が続いているのは、薬を服用して無理に症状を抑えようとしたから。それに身体を冷やしたから」
といいながら再び身体に働きかけます。結構痛いところがありましたねぇ。

「いつも風邪を引くと、十分な栄養と十分な睡眠を心掛けています」
「でも食べられますか?」
「ええ、でも口がまずくって」
「そういうときは無理に食べることはないんですよ。風邪の時に沢山栄養をとると治りが悪くなりますよ。動物って,怪我なんかをすると、食べなくなるものなんですよ」
「フーン」
なんて話をしながらセッセと身体を診ていきます。

さて、明日はどうなっているでしょうか。

隠れた名店??

今日いらした方。
当治療所のすぐ近くにお住まいの方なんです。石を投げたら届く距離。

「私は***病を治すことは出来ないんです。ただそういう異常を起こす原因は身体にある訳ですから、その身体にある異常を起こす元が、身体を整えることによってなくなっていき、自然と病気が必要なくなる状態になってくるんです」
「??????」
「リューマチって原因が分からないですよね。でも原因は必ずあるでしょ?ただ今は分からないだけです。身体を整えていくと、その分からない原因がなくなっていくんです。だからこういう治療をやっていって、リューマチ症状が無くなる人だっているんですよ」
「ヘェェェーーー!」
「実は、ここは隠れた名店なんですよ」
「ハイ、それは分かります!!」